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四恩学園乳児院四恩みろく乳児院
コラム実習生からアルバイト、そして職員へ
当施設には、実習をきっかけにアルバイトを始め、そのまま職員として働いている人が多くいます。
実習でこどもたちと出会い、現場の雰囲気を知り、「もう少しここでこどもたちと関わってみたい」そう思ったことがきっかけでアルバイトを始める学生もいます。
今回は、実習→アルバイト→職員 という道を歩んだ3人の職員に話を聞きました。
実習中に感じていたことや、働こうと思ったきっかけなど、当時のことを振り返ってもらいました。
- もくじ
- Q 実習に来る前はどんな気持ちでしたか?
- Q実習中に感じた不安は?
- Qアルバイトをしようと思ったきっかけは?
- Q職員として働こうと思った理由は?
- Q実際に働いてみてどうですか?
- Q働き始めてから印象に残っている出来事はありますか?
- Q今、実習生に伝えたいこと
- 最後のまとめ
Q 実習に来る前はどんな気持ちでしたか?
職員A
乳児院ってどんなところか分からないし不安、、、閉鎖的な環境なのかな、、、
職員B
“赤ちゃんのお世話をうまくできるかな”や、家庭で生活することが難しいこどもたちがいる場所なので、どのように接したらいいのか分からず不安な気持ちが大きかったです。
職員C
建物が一般的な保育園と比べて大きかったので、とても緊張しました。
Q実習中に感じた不安は?
職員A
あかちゃんと関わるように言われても、ほとんど関わった経験がなく、何もわからないままお部屋に。
「自分はこのままでいいのだろうか」「こどもへのかかわり方は本当に合っているのかな」その都度、正解が分からず不安になることが多かったです。
職員B
ミルクや寝かしつけなど初めてのことも多く、緊張しました。
職員C
時間が区切られていて、常に時間を気にしないといけないので焦りがありました。
コロナの影響もあり、子どもたちと過ごす時間が少なかったので、関係性を作れるか不安でした。
Qアルバイトをしようと思ったきっかけは?
職員A
実習最終日に声をかけていただき、3回生の夏で進路に迷っていた時期なので、アルバイトとしてより深く子どもたちと関わってみて、自分が乳児院の仕事に就きたいと思うか知りたくなったからです。
職員B
実習でお世話になった職員の方から、バイトどう?と声をかけてもらったことと、実習期間中に担当児を持たせてもらい、個別の時間でじっくり遊んだり笑ったりする中でもっと関わってみたいと思ったからです。
職員C
反省会の時に主任さんに声を掛けてもらい、アルバイトができることを知りました。
Q職員として働こうと思った理由は?
職員A
半年間、アルバイトとして子どもたちや職員さんと過ごし、ここで子どもたちと生活することが楽しいという気持ちが一貫して変わらなかったからです。
職員B
アルバイトをしている間、一緒に玩具で遊んだり、お昼寝を手伝ったりする中で、職員の方々の寄り添った声かけやチームワークを間近で感じ、「ここで働いてみたいな」「もっと学びたいな」と思うようになったからです。
職員C
・アルバイトを通して子どもたちと打ち解けることができ、嬉しかったからです。
・赤ちゃんが可愛いかったからです。
Q実際に働いてみてどうですか?
【やりがい】
職員A
ユニットの子どもたちや担当児と、実習やバイトの時とは違う、より深い関係を築けていると実感した時。
こどもが自分のことを安全基地として求めてくれる時などです。
職員B
こどもたちが笑ったり、少しずつできることが増えたりする姿を近くで見れることです。
職員C
子どもたちが元気で楽しそうに過ごしている姿を見ると嬉しくなります。また、大人を求めてくれた時に嬉しい気持ちになります。
【大変なこと】
職員A
人手不足を完全に解消することはできないので日中がどうしてもバタバタしてしまうことと、担当児の書類が意外と多いことです。
職員B
突然泣いたりするこどもに対応するタイミングが難しいことです。
職員C
赤ちゃんユニットでの複数人の病児対応。
熱、水分摂取量、感染対策を全て考えながら子どもたちに寄り添うのがとても大変でした。
自身の体調管理も大変でした。
Q働き始めてから印象に残っている出来事はありますか?
職員A
実習で担当だったこども(6ヵ月)が、先日3歳になり誕生日ケーキをおすそ分けしに来てくれた時、大きくなったなぁと改めて実感して嬉しくなったこと、その子が私のことを今も覚えていてくれてとても嬉しいです。
職員B
ユニット内でこどもたちのブームが突然生まれることです。
2~3歳児たちの間で流行りの「しなこダンス」をみんなで真似したり、職員が「どてっ!」と言うと、一斉に床に倒れて大笑いしたり、とてもかわいいです。
1カ月ほどずっとハマっていることもあります。
職員C
今となっては当たり前ですが、子どもたちがここで夜も眠ってまた朝を迎えることが保育園ではない光景なので印象的でした。
働く職員は、自分の家に帰って安心できる時間を過ごしますが、ここにいる子どもたちはこの乳児院で朝から晩、ご飯もお風呂もここで過ごしているんだなと改めて考えさせられました
Q今、実習生に伝えたいこと
職員A
一日お部屋に入って、緊張しながらこどもたちとかかわる実習は、本当に大変だと思います。
ぜひ、ユニットのこどもたち一人ひとりをたくさん観察してみてください。
「この子にはこんな一面があるんだ」「この子のクセはこれかな?」 そんな発見が増えると、お部屋で過ごす時間がもっと楽しく、有意義なものになると思います。
担当のこどもだけでなく、いろいろな子に目を向けることで、反省会で話せることも自然と増えていきます。
声かけやかかわり方など、こどものことで迷ったりわからないことがあれば、たくさん職員に質問すること、職員のかかわり方をまねしてみることを、ぜひ実践してみてください。
職員B
実習期間中、こどもたちと過ごす時間はあっという間だと思うので、職員やこどもたちからたくさん学んで、楽しみながら関わってほしいです。
職員C
中々馴染みのない“乳児院”は何もかも不思議なことだらけで毎日新鮮なことがいっぱいです。
同時に子どもたちと長い時間一緒に過ごすことができ、驚きと発見ばかりの毎日です。
気になることは職員にどんどん聞いて乳児院に少しでも興味を持ってくれたらうれしいです。
最後のまとめ
実習での出会いや経験が、その後の進路につながることもあります。
当施設でも、実習をきっかけにアルバイトを始め、現在職員として働いている人がたくさんいます。
一方で、アルバイトを経験した上で保育園へ就職した人もおり、それぞれ自分に合った道を見つけています。
実習は、自分にどんな場所や関わりが合っているのかを知る大切な機会でもあります。
こどもたちと関わる中で得た経験や気づきが、これから保育士として歩んでいく中での力となり、さまざまな場所でこどもたちの支えになっていくことを願っています。 これから実習に来る学生のみなさんにとっても、その時間が学びの多い、実りあるものになればうれしいです。
