乳児・児童養護部門

四恩学園乳児院
四恩みろく乳児院

こころゆたかにすこやかに

〇事業内容
 家族・家庭で生活することが難しい、生後4日~就学前(概ね2歳6ヶ月頃まで)の新生児や乳幼児をお預かりしています。
 子どもたちが安全に安心して生活が出来るよう、職員が24時間365日の体制で見守り続けています。


〇事業計画
・養育の小規模化及び個々の特性に応じたチーム養育を目指します。
・乳児院で生活する子ども達が、安心しリラックスして生活出来るよう、愛着の視点を持って子どもの安心基地となる関わりをします。
・コロナの流行により生活の制限が多い状況ではありますが、子どもたちの成長と発達を保障出来る養育を個々に合わせて工夫しています。
・地域の中にある乳児院として、住吉区子育て世代包括支援センター等との連携、フォスタリング機関としての機能を拡充し、家庭や里親子の支えになれるよう学習・人材育成・実践を継続します。

わたしたちの取り組み Our Mission

ショートステイ(大阪市子育て短期支援事業)

大阪市からの委託で、保護者の病気等で子どものお世話が家で出来ない状況になった時に、1泊~1週間まで子どもを預かる事業です。

育児応援サポーター

住吉区からの委託で、出産後から6ヶ月までエンゼルサポーターが訪問していた家庭がその後も続いて訪問を希望した場合、1歳までの期間で50時間まで訪問を利用できる制度です。乳児院の職員が訪問して、子どもと保護者の様子を見ながら家事援助をしたり、子育ての相談に乗ったりしています。

応援サポーター

赤ちゃん110番

乳児院で経験豊富な家庭支援専門相談員や、保育士、看護師が電話での相談に対応します。

安心した生活を送ることが出来る

BP1プログラム

住吉区からの委託で、生後2ヵ月~5ヵ月の初めての子どもを持つお母さんが最高20組集まって、プログラムに沿って子育てについて話し合ったり教え合ったりして子育ての仲間を作ります。

私たちが大切にしていること

 子どもたちが安心・安全にのびのびと生活できるよう、一人ひとりに合わせた養育を行っています。
 まだ上手に自分の気持ちを伝えられない子どもたちが何を求めているのか、子どもたちの視点に立って考えながら言葉や態度で応えています。また、人と人との絆である愛着関係を更に深められるよう担当養育制を行っています。家族のように寄り添い、温かく見守り、子どもたちの心と体を育んでいきます。

施設について Facility

各部屋には居室・食堂・キッチン・トイレ・お風呂があり、一部屋に6名の子どもたちが家庭に近い環境で生活しています。

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子どもたちが生活しているお部屋の紹介です。

  • お風呂

    お風呂

  • トイレ

    トイレ

  • 居室

    居室

  • 食堂

    食堂

  • 心理室

    心理室

  • 親子訓練室(こあら)

    親子訓練室(こあら)

  • 診療所

    診療所

  • 洗濯場

    洗濯場

  • 調理場

    調理場

こどもたちの暮らし The Days

年間の取り組み Annual events

年間を通じて、様々な行事・イベントを行っております。
子どもたちが楽しく参加出来るよう、職員一同取り組んでいます。

spring

  • ひなまつり

  • お花見

    お花見

  • こいのぼり

    こいのぼり

summer

  • スイカ割り

    スイカ割り

  • プール

    プール

  • 花火

    花火

autumn

  • ハロウィン

    ハロウィン

  • 運動会

    運動会

  • 芋掘り

    芋掘り

winter

  • クリスマス

    クリスマス

  • 初詣

    初詣

  • 節分

    節分

施設長のご挨拶 Message

こころゆたかにすこやかに

 乳児院の職員は、子どもだけではなく子どもの家族も一緒に見守ります。
 子どもの養育にあたる職員は、子どもが困った時や悲しい時にはしっかり寄り添い、嬉しい時や楽しい時には一緒にその気持ちを分かち合い、いずれ頼る大人が変わっても、子どもが大人に自分の気持ちを伝えることが出来るようになることを願いながら日々子どもたちと関わります。
 子どもたちに「こころゆたかにすこやかに」育ってほしいと思っている職員もまた「こころゆたかにすこやかに」子どもと過ごすことを心掛けています。


施設長横山 愛

施設長 横山 愛

スタッフの紹介 Staff introduction

笑顔と安心感を届ける
自分自身が成長出来る

 私が働く上で1番大切にしていることは、”笑顔”と”安心感を届けること”です。子どもたちが生活する場で私達養育者は1番身近な大人であり、安心出来る存在となるように日々養育しています。美味しそうにミルクを飲む姿やずりばいが出来た!等、一つひとつの仕草に喜びがあり、やりがいを感じています。
 子どもたちの成長はとても早く、初めての担当児が歩く姿やはにかみながら「おはよう」と言う姿に元気をもらっています。これからも子どもたちのかけがえのない日々に寄り添っていきたいです。
また、院内外の研修も充実しており、私自身の成長も感じています。
職員同士で話し合って子どもたちの成長を見守れるこの仕事がとても楽しいです。


保育士

保育士 

子どもと笑い合い、成長を見守る
退所児の様子が励みに

 乳児院では成長・発達にとって大事な乳幼児期の子どもに、一番身近な立場で関わることが出来ます。「抱っこして」と言えた、服を一人で着られた、子どもたち同士でやり取りして遊べるようになった等、毎日色々な出来事で子どもたちと笑い合っています。どうしたら子どもたちが安心できるのか悩み、模索し、成長を見守れることにやりがいを感じます。
 また、退所した子が訪ねてきてくれることや移動した先の施設で逞しく育っていることを見聞きすることがあります。子どもたちが大きくなった様子を知ると自分が関わってきた日々を思い出し、大変だったこともあるけど頑張って良かったなと励みになります。


保育士

保育士 

施設の概要 Facility

施設名 四恩学園乳児院
施設長 中西 裕
開設日 昭和22年7月
入居定員 35名
住所 大阪府大阪市住吉区苅田4丁目3番9号
連絡先 TEL:06-6606-8025
施設名 四恩みろく乳児院
施設長 横山 愛
開設日 令和元年5月
入居定員 35名
住所 大阪府大阪市住吉区苅田4丁目3番9号
連絡先 TEL:06-6606-8025

アクセス Access

大阪メトロ御堂筋線「あびこ」駅より徒歩12分