ごあいさつ
2026年4月より、児童養護施設 四恩学園の施設長を務めております内田と申します。それまでの4年間は、同じ敷地内にある四恩たまみず園で施設長を務めてまいりました。 児童養護施設 四恩学園は昭和23年の開設から、七十年を超える年月をこの天王寺区逢阪の地で重ねてきました。その長い歩みの先頭に立つことになり、正直なところ、身の引き締まる思いでいます。ここには、これまで多くのこどもたちが育ち、多くの職員が積み上げてきた時間があります。それをお預かりしているという緊張感を、私は忘れずにいたいと思っています。
私はもともと高齢者福祉の分野で働いていた人間です。畑違いのところからこどもたちの世界に入り、戸惑うことも少なくありませんでしたが、そこで気づかされたのは、分野が違っても福祉の根っこは同じだということでした。目の前のその人が、その人らしく毎日を過ごせるように支える。ただそれだけのことを、どれだけ丁寧に続けられるか。
児童養護施設は、こどもたちが日々を暮らす、生活の場所です。朝起きて学校へ行き、帰ってきてごはんを食べ、笑ったり喧嘩したりして眠る。その当たり前の毎日が、安心して続いていくこと。それを守ることが私たちの仕事だと考えています。 そして、ここを巣立ったこどもたちみんなが、いつでも戻ってこられる場所であり続けたい。こどもたちの「その後」まで含めて支えられる施設を、職員とともにつくってまいります。地域の皆さまのご理解とご支援を、心よりお願い申し上げます。
四恩学園 施設長内田良介
