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児童養護施設 四恩学園児童養護施設 四恩たまみず園
ブログ職員インタビュー🎤 第19弾
今回はバレーボールが趣味の職員にインタビューしてみました。
- もくじ
- Q.何年目、職種を教えてください。
- Q.なぜ児童養護施設に入職しようと思ったのですか?
- Q.――そこからどのような経緯で現場へ入られたのですか?
- Q.四恩学園に入職しようと思った決め手は何ですか?
- Q.仕事をするうえで、やりがい、大変なことは何ですか?
- Q.休みの日は何をしていますか?
- Q.ボーナスは何に使いましたか?
- Q.あなたのリフレッシュ方法は何ですか?
- Q.児童養護施設で働くことの魅力を教えてください。
- Q.児童養護施設で働きたい人へのメッセージをお願いします。
- 最後に
Q.何年目、職種を教えてください。
A.2年目、里親支援専門相談員です。
Q.なぜ児童養護施設に入職しようと思ったのですか?
A. 2010年に大阪市で起きた、育児放棄で二人のこどもが亡くなった事件が大きなきっかけです。
当時、特別養護老人ホームに勤めていた関係で、大阪市地域ケア会議に参加していました。
そこでその事件の振り返りが行われたんです。
「私が生きている世界には、こんなにつらい思いをしているこどもがいるんだ」「被虐待児童のことは知ってはいたけれど、本当に存在して、命を落としてしまったんだ」という現実が強く心に刺さりました。
暗闇で食べ物もなく苦しんでいたこどもたちの姿を想像してしまい、「自分にできることは何もなかったのか」「私に何かできることはないか」と、自分でも異常なほど強く反応してしまったのを覚えています。
ただ、元々こどもは苦手な方(笑)でしたし、小児科の経験もなかったので、芽生えた思いもそのままにして、その後、看護師兼社会福祉士として、急性期病院の地域医療連絡室で患者さんの入退院の調整をしていました。
Q.――そこからどのような経緯で現場へ入られたのですか?
A.あの事件から15年が経ち、ちょうど定年を迎えるタイミングになりました。
「あの時感じた思いがフツフツと湧いてきて一度こどもたちの現場でやってみてもいいんじゃないか」と考えたんです。
失敗したっていい、ここからの人生はおまけみたいなものだから――そう思って挑戦を決めました。
Q.四恩学園に入職しようと思った決め手は何ですか?
A.私の同級生がたまたま今の法人の事務局長と知り合いだったんですね。
「定年後どうする?」という話をしていたときに、私が「こどもとかかわる仕事をやってみたいんだよね」と言っていたのを覚えていてくれて。
その後、同級生が学会か何かで事務局長と会った時に、私の話を出してくれたみたいで。
そしたら事務局長が「ほんなら、見学来る?」と言ってくださって、同級生と二人であびこにある法人へ見学に行きました。
でも最初は、事務局長から「正直、無理やと思う。こどもの相手は体力が必要だし大変やと思うよ」って言われたんです(笑)。
そのかわりに、「里親支援専門相談員っていう相談職があるんだけど、興味ありますか? 天王寺に話を聞きに行きますか?」と言われて、今度は天王寺へ一人で見学に行きました。
内田施設長に施設案内をしていただき、帰りに「どうされますか? 面接受けてみますか?」と聞かれて、「受けます」と答えました。
色んな人とつながって、すごくご縁を感じたので、「よし、行ってみよう!」と即断でした。
年齢で弾くことなく受け入れてくださった四恩学園には感謝しかありません。
Q.仕事をするうえで、やりがい、大変なことは何ですか?
A.やりがいを感じるのは、こどもが笑っているのを見る時ですね。
私は、現場での勤務ではないので子育ての重責を担うというよりは、ちょっと美味しいところ、楽しいところだけを取らせてもらっている、無責任にこどもをかわいがる「おばあちゃん」みたいな感覚でかかわっています(笑)。
こどもって本当はもっと拗ねたり怒ったり、大人を独占したい気持ちがあると思うんですよ。
でも集団生活だから、ある程度でみんな気持ちを切り替えて我慢している。
「あぁ、こどもって知らん間に色々とがんばってるんやなぁ、えらいなぁ」って感心させられます。
私の姿を見たら、『あそぼー!!』って私を誘いに来てくれる子もいます。
どうやら私のことを「自分の後輩」だと思ってるみたいで(笑)。
そういう関係性もまた、可愛くて楽しいですね。
逆に大変なのは、里親支援専門相談員のメインの仕事である啓発活動をしても里親になってくれる人が目に見えて増えるわけではないことです。
「里親」についての啓発活動に行っても、いまだに「里親? 犬とか猫の?」と言われることもあって。
「これだけ広報をやっているのに、まだ知られてへんのかぁ…犬猫の里親さんの方がピンとくるんか」と、がっかりすることもあります。
Q.休みの日は何をしていますか?
A.とにかく、ゴロゴロしています。もしくは、一日バレーボールをしています。
もともとバレーボールはやっていたのですが、今は大阪府の家庭人バレーボールリーグに参加しています。
私は60歳以上のクラスのチームに入っていて日曜日の練習の日は9時から17時までしっかり活動しています。
Q.ボーナスは何に使いましたか?
A.家のリフォームに使いました!
お風呂、洗面所、キッチン、それから間取り変更までガッツリと。
おかげさまで、もうピッカピカです!
ただ、ちょうどホルムズ海峡封鎖の影響なんかもあって(資材が入ってこなくて)、完成までに3か月もかかりました。
Q.あなたのリフレッシュ方法は何ですか?
A.やっぱりバレーボールとお酒ですね!
最近は外に飲みに行くよりも、(帰るのがめんどうで)家飲みが多くなってきました。
自分でもけっこう強い方だと思います。
ちょっとの量で酔えたら安上がりで済むのに……不経済で困ります(笑)。
飲みたいお酒に合わせた“アテご飯”を作るのも楽しいです。
「今日はワインが飲みたいなぁ」というときは、とりあえずオリーブオイルをかけておけば何でも合います(笑)。
Q.児童養護施設で働くことの魅力を教えてください。
A.毎日、こどもの日常に関われることですね。
以前特別養護老人ホームで働いていたときは、どうしても人生の最期に寄り添う視点が中心でした。
それも大切な仕事ではありますが、ここでは全く逆なんです。
いま、目の前にいるこどもたちには、みんな「未来」があって、これから、何にでもなれる可能性を持っているし、本人の努力が報われることもある。
こどもたちの「楽しい今」や「これからの人生」へのお手伝いができる――それこそが、この現場で働く一番の魅力だと思っています。
Q.児童養護施設で働きたい人へのメッセージをお願いします。
A.こどもの人生に関わることなのでめっちゃ勉強しないとダメですけど、勉強したことは、必ず役に立ちます(勉強が大事なのはどの仕事でも一緒ですけどね)。
あなたの差し伸べた手や愛情が、この子の今と未来を良くすることができるんじゃないかなと思います。
最後に
定年という節目を迎え、素敵な縁を引き寄せるように当施設の一員となった職員のインタビューをお届けしました。
チャーミングなお人柄で、いつも場をパッと明るい空気にしてくださっています。
長年培ってきた人生の深みと温かい眼差しは、こどもたちの心をそっとほぐす大切な存在です。
次回の職員インタビューもお楽しみに~~♬
